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お仕事ep.4 「デジタル過渡期の評価法」

2024年12月19日

たぬぴよが入社した2009年というのは、会社では1人1台はパソコンを持ってたし、パワーポイントも普及してきていたけど、まだまだあちこちにアナログなものが残っている時代でした。
FT-IRという、物質の構造解析に使う装置だって、データを取り出すのはフロッピーだったし。
会社のSEM(電子顕微鏡)なんて、撮った画像をポラロイドフィルムに転写して、それをスキャナで読み込んでパワーポイントの資料に貼り付ける時代。

今ならAIとか、RPA(プロセスの自動化技術)とかで、良い粒子と悪い粒子を学習させて、機械に自動判別してもらえるんでしょうけど、当時はそんな技術なんてない!
たった15年くらい前なのに、そんな技術はなかったのです。

なので、なにか変なものができたり、製品に不具合があると、カウンター片手に人力で数え上げて数値を出していたんです。
まぁ、私は単調作業とか大好き人間なので、結構楽しく数えまくっていました(^▽^)。

入社翌年くらいに、当時の最新型の粒度分布計を買ってもらえて、そいつが粒子を一個ずつ写真撮影して色々と解析できる装置だったので、カウンター片手に数えまくる作業は数か月やるだけで終わっちゃいました。

  

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