理系女と考古学


理系な私ですが、マスターキートンというマンガに影響を受けて、たまたま大学にあった考古学サークルに入会しました。
考古学っていうと文系なイメージが強いけど、経済学部とか教育学部、理学部に工学部と、いろんな学部の人が在籍してました。
私が考古学サークルに在籍していた時、ちょうど近くで国指定の古墳の発掘調査が行われていたこともあり、毎年夏休みはサークルのみんなで発掘合宿に行ってました。
発掘のイメージってなんとなく、ハケとかを使って遺物を発見したりするイメージが強いですよね。
でも実際には、邪魔な木を切ったり、古墳本来の形を知るために地層調査をしたり、現在の形を知るために測量をしたりと色々とやることがあります
ちなみに私は地層調査をする時の記録係とかをよくやってました。
古墳に掘られたトレンチっていう深い堀の地層断面を端から10cm刻みとかで点々と記録していって、最後に実際の地層を見ながら線をつないでいく係。
私、地層見ても粘土層と砂質層の違いさえよくわかんなかったんで。
地層を見るのは他の人お任せ。
たぬぴよ夫婦誕生の地
ちなみにこの時、一緒に地層観察をした黒ずくめの男がのちに結婚する夫です。
「出会った頃から同じ墓」と揶揄されるたぬぴよ夫婦の原形がここで誕生した。
付き合ってから20年、結婚して13年ほど経ちますが、たまに大学方面に出かけた時にはついでにこの古墳も聖地巡礼してます。