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お仕事ep.11 「開発部と特許③」

2025年2月7日

開発部と特許③

開発部は特許を書くのはもちろん大事ですが、特許を調べるのも同じくらい重要です。
開発に行き詰まった時に他社特許を調べるのは技術者が主体でやります。
それとは別に、開発テーマ開始時と技術が確立して量産化する前には必ず知的財産課(知財)に依頼して、関連特許を総洗いします。
大体のテーマでは数百件くらいの特許を読んで、技術的に似ていたり、抵触しているものがないかを調べます。

この話の時は、時は同じコンセプトの技術が全くなかったこともあって、かなり広範囲に関連特許を調べてもらっていました。
それでも500件くらいだろうな~って思っていたら、まさか1,300件越え!
いつもは開発部から知財に異動した人が担当してくれるので、あらかじめ関係なさそうな特許は除去してくれるんです。
が、この時の担当者さんは元々技術系じゃないのでよく分からないと拒否!
パッと資料を見たかんじ、装置についての特許とか関係ないのも入っていたので、それだけでも省いて欲しかったなー。

ちなみにこの担当者さんはその後、知財の方で鍛え直されたので、この件は黒歴史として笑い話になってます。

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